株式会社川崎屋
上田総一郎

物づくりと人の繋がり

私の父が18歳で徳島から出てきて、大阪で袋物メーカーを営む叔父の所へ修行に入る。
それは今ではほとんど無くなった『丁稚奉公』という形でした。
バッグを作る職人。出荷前の仕上げをするおばちゃん。材料屋の大将。お得先の問屋さん。
朝から晩までカバンを作り、完成した商品を車いっぱいに詰め込み、本町の問屋街を端から端まで駆け回る。
今ほど社会が成熟していない時代。
生きるために働く。  働く為に人と関わる。
働き方も今ほど整理されてなくて、ルールも曖昧で、自分たちで話して決めていく『商い』の世界。
必然的に、人と人の間で生きていくのが当たり前の時代でした。
当時に比べて成熟した今の世の中は、全てが効率化されて、人との関わりが減っています。
でも、物づくりをしていく中で誰かと会って、相談しながら、
コミュニケーションを取りながらやっていくプロセスは今も変わらない。
cocoloitoの編み物教室は、物づくりを通してそんな人の繋がりを広げていきたい場所だと思っています。
人と人が会えば会話がうまれて、笑顔が咲いて、活気が華やぐ。
その種を蒔いて、みんなで話し合いながら育てていきたいと思います。

 

cocoloito Process Coordinater

上田総一郎

株式会社川崎屋 代表取締役)

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