こんにちは、しらさぎ編みものサロンで受付を担当していた大阪府大 原田真美です。
「今日、どれくらい人が来てくれるんだろう」
そんな不安を抱きながら、迎えた編み物サロン当日の朝でした。
机を並べて、椅子を運んで、展示品を並べて…
写真が少ないよ!映像も流そう!
指編みの準備がまだだよ!
スリッパもっとある?!
当日に準備してみて初めて気づくことばかりで、ハッと気づくと、もう12時半を過ぎています。
サロンのスタートまで30分です。
そわそわ、そわそわ
時間になり、府大の大安(さん)の掛け声でスタッフ全員で気合入れ!!
そうこうしていると、、
「こんにちは〜?」
1組目のお客さんです!
やったー!お客さん〜!と思っていると次々にお客さんが来てくださり、受付はあわあわ。
受付がひと段落して、ふと会場内を見渡すと、
指編みを通して、学生との会話を楽しんでいらっしゃるおばあさんがいたり、
編み物教室の生徒さんが手解きされる中で、団地のお知り合いの方がコースターを編まれていたり、
親子でご参加下さったお母さんと娘さんが、一緒に指編みをしていたり、
お母さんは指編み、お子さんはあやとり、とそれぞれで毛糸を楽しんでおられたり、
熱心にコースターを作っている男子学生がいたり、
…
多くの方が参加してくださいました
そして、男性が意外と多い!?
もしや、、、、編み物男子の時代が到来!?
いつしか会場は満員!
そしてみんな笑ってる(!)
ご来場された堺市の東区長さんからも素敵なメッセージいただきました。
しらさぎ編みものサロンは、それはもう本当にたくさん、たくさんの人の笑顔をつくっていました。
そして真ん中のテーブルには、これまで感じたことがないくらいの熱気が!
そこには体を寄せあうようにしてコースター1枚1枚を繋げ、タペストリーを編みあげてゆくおばあちゃん達がいました。
休憩もされずに作業を続けてこられて2時間半が経つころ、なんだか真ん中のテーブルがざわざわしている!っと思うと、
\ おおぉお〜〜っ!/
タペストリーの完成です!
一辺は、男性の身長+腕の長さ分ほどもある、大きくてカラフルなタペストリー。
このタペストリーを構成している数100枚のコースター、その1枚1枚がおばちゃん達や参加者の手作りだと思うと、とても感慨深いですね。
また、参加者の皆さんからいただいたメッセージで、黒板の桜が満開に咲きました!
(下地の桜の木は大阪芸術大学の昼田さんに描いてもらいました。)
もしかすると、
ひとりの力の及ぶ範囲は一枚のコースターのシートかもしれないし、桜の花びらかもしれない。
でもたくさんの人が集まると、大きな大きな一枚のタペストリーが出来て、桜も満開になる!
インプルーヴの鈴木さんの言葉をお借りすると、
「みんなの背中に見えない赤い糸が付いていたとしたら、きっと今日は部屋中に大きなタペストリーが編みあがってたね」
そんな一人ひとりがつながり合ってできた場だったなと思います。
編み物を通して、新しい繋がりが生まれ、繋がりが深まり絆になるっっ!
そんなたくさんの学びが得られる、素敵なサロンだったなと思います。
これからも、世代を超えてたくさんの繋がり・絆が生まれる編み物教室であってほしい。
そんな風に思っています☆